- 見頃
- 梅、クチナシ、うめもどき
置き場所
基本的に屋外の管理ですが、2月に入って剪定したり、改作した場合は後管理が大切です。玄関先などで休ませてあげてください。
とても寒い時の害といえば霜です。霜が葉に当たって枯れることや水を吸い上げられなくて枯れる、などです。 空気中の水分が凍って氷の粒になっているのが霜ですので枝葉に当たると凍傷になるわけです。
豪雪地帯や一日中氷点下になるような場所では盆栽は保護が必要になります。暖房の影響のない屋内で冬を越すようにしてください。
実ものが鳥に食べられたりしますので注意してください。
水やり
室内に置いている場合は特に乾きやすいので、土の乾きをよく見て水を与えます。外管理ですと2~3日に1回の水やりが一般的です。全体的に水をかけるようにします。できるだけ午前中に水を与えます。夕方以降に与えると夜になって冷え込み凍ってしまい根を傷めることがあります。
冬の水やりの結果が春の状態に影響しますので冬だからと放置しないようにしてください。毎日観察していただいて凍っていた場合はお水で溶かしてあげるといいです。
肥料
樹が眠っている状態ですので食欲はありません。あげないでくださいね。
消毒
冬に入ると石灰硫黄合剤というもので、休眠中の害虫を駆除します。消毒効果もありますので、うどんこ病などの予防にもなります。同じ効果のあるサンヨール液というものが園芸店で簡単に手に入りますのでオススメです。冬だからといって害虫がこないわけではございませんのでよく観察してください。
樹種別の作業
【五葉松】樹形をつくりこむための剪定を行います。同時に針金をかけて今後の骨格を作っていきます。
【梅】花が終わったものは早めに剪定を行いましょう。葉芽を枝元から1~2つ残して芽のすぐ上を切ります。