クチナシ

アカネ科クチナシ属

見頃
6月の花、秋の実

ツヤのある濃い緑色の葉を付ける常緑性の低木です。初夏に素晴らしい芳香を放つ肉厚の純白の花を咲かせます。
花の後にできる果実は昔から染料や漢方薬として利用され、栗の甘露煮に鮮やかな黄色い色を付ける食品の着色料としても利用されます。

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クチナシの基本の育て方

置き場所

できるだけ日当たりのよい場所で管理しましょう。日当たりの悪いところでは花つきが悪くなりますが、夏にがんがん直射日光の当たるような場所でも土が乾きすぎて生育が悪くなります。

水やり

目安として春秋は1日1回、冬は2日に1回、真夏は2回水を与えます。 水切れに注意。また花に水をかけて花粉を落とさないように。

クチナシのお手入れ 年間作業

年間作業

剪定

花が終わった直後、できるだけ早い時期に剪定を行います。開花後に伸びた枝の先端に花芽ができるので混み合った部分の枝や枯れた枝を切り落とす程度であまりいじる必要はありません。秋以降に枝を切ってしまうと花芽ごと枝を切り落とし翌年の花つきが悪くなることもあります。

植替

新芽の動きがはっきりと確認できる4-5月にかけて、秋なら9月いっぱいです。暑い時期や寒い時期は避けて暖かい時期に植え付けます。

冬越

暖地では、鉢植えは通年屋外で管理します。夏は半日陰、そのほかの時期は、十分に日が当たる場所に置きます。寒冷地では、冬は凍らない室内に取り込みます。暖地でも乾燥した寒風が当たらない場所に移動させましょう。  

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