樹の育て方・管理のよくある質問

よくある質問のトップ5

樹の状態について

樹木の元気がなくなってしまいました。枯れてしまったのでしょうか。

Qestion 質問
樹木の元気がなくなってしまいました。枯れているのでしょうか。
Answer 回答

茶色の葉をすべて取り除いてください。木全体が枯れたかどうかを確認のため、木の枝の先の方を切ってみてください。中が緑(白)だと、生きているので、また芽がでる可能性はあります。茶色で水分がないカラカラの状態だと、残念ですが枯れてしまっています。

詳しくは「枯れたかな?と思ったら」のページをご覧ください>>

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花の時期は長くできますか?

Qestion 質問

花が咲いているところを見せてあげたいのでもうちょっと長く咲かせておくことはできますか。

Answer 回答
水やりの際、花にはお水をかけないでお水はたっぷりと土にだけにあげるようにしてください。雨の時は軒下などに置き花びらが濡れないようにすればだいぶ持ちが違います。

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水はけが悪くなってきたのですが、植え替えた方がいいでしょうか。

Qestion 質問
水はけが悪くなってきたのですが、植え替えた方がいいでしょうか。
Answer 回答

植え替えた方がいいです。春と秋であれば、しっかりと根をほぐし整理して新しい土に入れ替えてあげましょう。夏や冬の適期ではない時期の場合、緊急でなければいい時期を待ちましょう。ですが、樹の調子が悪くなってきている場合は植え替えた方がいいです。その場合は応急処置として、軽く根をほぐし土を増やせる鉢に変えるなどして水をすえる状態にする程度にしてください。本格的に根を整理するのは春か秋にしましょう。

植え替えの仕方は「植え替え特集」をご覧ください>>

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盆栽はどれくらいの大きさまで成長しますか?

Qestion 質問
盆栽はどれくらいの大きさまで成長しますか?
Answer 回答
根の生長に応じて枝葉が伸びていきます。しかし、小さい鉢で育てる盆栽は、根が鉢の中でいっぱいになると生長が遅くなります。そのままの状態でいると成長はとまりますが、その先は根詰まりの為、盆栽が傷みますので、そうなる前に植え替えをします。もっと大きく成長させたいのなら、一回り大きな鉢に植え替えます。その際には根をカットしてさらなる成長を促します。あまり大きくしたくない場合は根をカットだけして同じ大きさの鉢に植え直すとよいでしょう。

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日常の管理について

肥料はどのようにあげたらいいでしょうか。

Qestion 質問
肥料の与え方を教えてください
Answer 回答
同梱されていた肥料は、小さい鉢なら2から3粒、大きめの鉢なら4~5粒程度を土の上に置いてください。1か月ほどで効果がなくなりますので取り換えてください。冬と夏、梅雨時は必要ありません。

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1回の水やりの量はどのくらいですか

Qestion 質問
1回の水やりの量はどのくらいですか。季節によって変わるのでしょうか。
Answer 回答
目安としては、春、秋は1日1回、夏は1日2回朝と夕に1回500ml~1Lくらいの水を数回に分けてたっぷりあげてください。夏の暑い時期は3回あげてもいいです。冬は強風などで乾燥していない限り2日に1回程度で大丈夫です。鉢底から水が流れ出ていく感じで大丈夫です。盆栽は水はけのよい土を使っているのでやりすぎて枯れるということはありません。

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盆栽は水やりが重要と聞きますが、雨の日にも水やりをするのですか?

Qestion 質問
盆栽は水やりが重要と聞きますが、雨の日にも水やりをするのですか?
Answer 回答
雨の日もお水をあげてください。 置き場所にもよりますが、雨の水はどのくらいの量が盆栽にかかっているのかが分かりにくいので、雨の日であってもお水やりをされた方が間違いないです。盆栽は観葉植物と違って、水はけのよい土を使っておりますので水のやりすぎということはありません。

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植え替えの時にはどんな土を使ったらよいでしょうか

Qestion 質問
植え替えの時にはどんな土を使ったらよいでしょうか。身近に手に入るものはありますか?
Answer 回答

身近で手に入れられる土といえば赤玉土です。できれば硬質と書いてあるものが良いですが、なければ手に入る物で大丈夫です。ミニ盆栽ですと、土の粒のサイズは小粒や微粒が良いでしょう。気候や風土、樹の状態等によっていろんな土を配合して作ったりもしますが、よくわからなければ赤玉土だけでOKです。水持ちも良いので乾きにくく、水やり等の管理が楽です。だんだんと土がつぶれて水はけが悪くなってきたら植え替え時です。いろいろと配合した土よりも多少植え替えの時期が早くなるのがデメリットなります。初心者にははじめから盆栽用に配合された土で植替えするのがおすすめです。水はけと水持ちを考えて、赤玉と桐生と砂を配合し、殺菌効果や植物を元気にする炭を配合しており手軽に使用できます。

■ミニ盆栽・松盆栽の土はこちら>>

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盆栽は室内に置いてもいいでしょうか。

Qestion 質問
室内に飾りたいのですが、どんな場所に置いていいのかわかりません。なにか気を付けることはありますか。
Answer 回答

基本、盆栽は屋外で陽があたる風通しの良い場所で育てていただいた方が望ましいです。室内で鑑賞する場合は週の半分くらいにとどめておいてください。桜などお花の咲いている時期をお部屋で楽しみたい場合は、開花中はお部屋で楽しみ、咲き終わったらお外で管理するようにしてください。

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不在時の水やりについて知りたい

Qestion 質問
何日か留守にするのですが、その間お水をやることができません。どうしたらよいでしょうか。
Answer 回答

留守にされる日数や季節によって対処が異なります。置き場所で回避できる場合もありますが、鉢の上に濡らした水苔やティッシュなどを置いて対処する方法などもあります。詳しくは「不在時の水やりテクニック」のページをご覧ください。

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盆栽はどんな場所に置いたらいいのですか

Qestion 質問
盆栽は初めてで、どんな場所に置いたらいいかわかりません。適した置き場所を教えてください。
Answer 回答

盆栽をどこに置くかはとても大事です。せっかく育てた盆栽を「ずっと鑑賞しておきたい」「観葉植物のように家の中で育てたい」と思うかもしれませんが、盆栽は基本的には屋外管理です。室内で鑑賞したい場合は、屋外管理と室内管理を併用しましょう。また、日照や風通しなどいくつかの条件があります。条件を踏まえた上で置き場所を選ばなければ、すぐに盆栽は枯れてしまいます。詳しくはこちらをご覧ください。

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季節の管理について

花が終わった後のお手入れは?

Qestion 質問
花が終わった後はどうしたらよいのでしょうか。
Answer 回答
桜や長寿梅など、一般的にお花が終わったら木が無駄に体力をつかわなくていいように花がらをつんであげます。リンゴなどの実をつけるものはそのまま残しておいてください。花を咲かせるのに力を使っていますので、肥料を多めにあげましょう。

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夏の日差し対策を教えてください。

Qestion 質問
夏の日差しが強くて、樹が弱ってきています。対策を教えてください。
Answer 回答

強すぎる直射日光や西日は盆栽が枯れてしまう原因になります。遮光ネットやよしずなどを使って対策しましょう。

詳しくは「季節ごとの盆栽の管理」でご紹介しています。

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冬は盆栽を室内にいれたほうがいいですか

Qestion 質問
雪が降る地方に住んでいます。冬は盆栽を室内にいれたほうがいいですか
Answer 回答
雪が降っていても、土が凍らなければ水を摂取することができるので大丈夫です。ですが、寒さに弱い植物や何日も霜が降りて土が凍ってしまいそうな場合は、土間などの室内に置いたり、軒下に移動したりしましょう。

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剪定について

松の剪定はいつごろしたらよいのでしょうか

Qestion 質問
松の剪定はいつごろなのでしょうか。
Answer 回答
松の剪定は季節によって異なりますが、基本的には夏の5月から7月頃に「芽切り」と呼ばれる剪定を行うのが一般的です。これは、新芽を切ることで芽数を増やし、全体のバランスを整えるために行われます​。

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花盆栽を剪定する時に注意することはありますか

Qestion 質問
花盆栽の剪定をしたいのですが、花がよくつくように注意することはありますか。
Answer 回答

花盆栽には花芽をつくる時期がありますので、一般的には花が咲いてから花芽の分化が始まる前までに剪定をすませます。その時期をすぎたら、花芽を切ってしまわないように注意しましょう。桜は7月頃、藤は7月頃、長寿梅のように四季咲きのものは花芽の分化時期を気にする必要はありません。

詳しくは「季節ごとの盆栽の管理」でご紹介しています。

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剪定には専用の道具が必要ですか。

Qestion 質問
剪定には専門の道具が必要でしょうか。
Answer 回答
ハサミは切れ味がよいものの方が木へのダメージが少ないので、植物専用の鋏を用意された方がよいでしょう。太い枝をカットする場合は、カットバスターのような樹の切り口を保護する薬剤を塗るとよいです。

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樹種別の問題

【松】盆栽の針金が食い込んでとれません。

Qestion 質問
届いた盆栽の針金が食い込んでとれません。こういうものなのでしょうか?
Answer 回答
幹の部分の針金は外さなくても大丈夫です。幹を太らせて風格を出すために針金を巻きこむ「ねじ幹」という技法がございます。枝はバランスが悪くなるので、食い込む前に外してください。詳しくはこちらのページをご覧ください <↓ねじ幹(ネジカン)>/blogs/learning/sodatekata-skill-nejikan

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【松】黒松の葉の下の部分に茶色い葉があります。取り除いていいでしょうか?

Qestion 質問
黒松の葉の下の部分に茶色い葉があります。取り除いていいでしょうか?
Answer 回答

残しておいても特に問題ではありませんが、見た目を考えると取った方がいいでしょう。取る時は、ピンセットで丁寧にとってあげてください。

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【松】黒松を室内で育てていたら枯れてしまった

Qestion 質問
黒松を室内で育てていたら枯れてしまった
Answer 回答
基本、盆栽は屋外で陽があたる風通しの良い場所で育てていただいた方が望ましいです。室内で鑑賞する場合は週の半分くらいにとどめておいてください。ずっと室内ですと樹は弱ってしまって枯れてしまいます。樹が弱ってしまったら屋外の午前中の2から3時間くらい日光のあたる半日影の場所で管理してください。お水は鉢の底から流れおちるくらい1日2回たっぷりのお水を与えてください。

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【松】黒松の芽切りについて教えてください。

Qestion 質問
黒松の芽切りについて教えてください。
Answer 回答
6月から7月頃に伸びてきた新芽を根元からハサミで切り取ってしまってください。そうすると、その脇の新芽が育ちます。ただし、古葉のない新芽を根元から切ってしまうと、2番目が生えなくなるので、その時は新芽を1cmほど残して切ります。なお、去年の長く伸びた葉っぱは半分ほどの長さに切り込んで下さい。枝が込み入った上に、長い葉っぱのままでは見た目も悪く、風通しが悪く木を弱めることになります。

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【松】松を植え替えにはどの土がいいいですか

Qestion 質問
松を植え替えようと思うのですが、どの土を使えばよいでしょうか。身近に手に入る土はありますか?
Answer 回答
五葉松は身近で手に入れられる土といえば赤玉土です。できれば硬質と書いてあるものが良いですが、なければ手に入る物で大丈夫です。ミニ盆栽ですと、土の粒のサイズは小粒や微粒が良いでしょう。気候や風土、樹の状態等によっていろんな土を配合して作ったりもしますが、よくわからなければ赤玉土だけでOKです。水持ちも良いので乾きにくく、水やり等の管理が楽です。だんだんと土がつぶれて水はけが悪くなってきたら植え替え時です。いろいろと配合した土よりも多少植え替えの時期が早くなるのがデメリットなります。初心者にははじめから盆栽用に配合された土で植替えするのがおすすめです。水はけと水持ちを考えて、赤玉と桐生と砂を配合し、殺菌効果や植物を元気にする炭を配合しており手軽に使用できます。

■ミニ盆栽・松盆栽の土はこちら>>

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【長寿梅】長寿梅の葉が落ちてきました。大丈夫でしょうか。

Qestion 質問
長寿梅の葉が黄色くなってきてほとんど落ちてきました。大丈夫でしょうか。
Answer 回答

水が足りてない状態だと思います。長寿梅は大変丈夫な植物ですが、水が切れると身を守るために早めに葉を落としてしまう性質があります。黄色くなってしまった葉は一旦全部落ちてしまいますが、水をたっぷりかけてあげれば、中までかれていない限り再び葉がでてきます。枯れているかどうかの確認方法については「枯れたかなと思ったら?」というページがございますので参考になさってください。

「枯れたかなと思ったら」はこちらへ>>

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【桜】来年も花を咲かせるにはどうしたらよいでしょうか。

Qestion 質問
【桜】来年も花を咲かせるにはどうしたらよいでしょうか。
Answer 回答

桜の花が終わったらすぐに花柄をとって、肥料を多めにあげてください。花を咲かせて体力を消耗している樹を元気にするためです。そして、夏には日の光をあててあげて、冬には寒さを経験させてあげてください。冬の寒さを体験しないと花は咲かないです。

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苔について

苔の色が悪くなってきた

Qestion 質問
苔の色が茶色くなってきました。どうしたらよいでしょうか。
Answer 回答
盆栽の根本にはホソバオキナゴケ(山苔)を使用しています。この苔は半日陰を好み乾燥に強いこけなのですが、水を上げすぎると特に夏は蒸れて痛んでしまいます。苔だけをきれいに育てるには苔の好む環境にしてやらないといけないですが、盆栽と一緒となるとコケにとっては厳しい環境になる場合があります。苔の色が黄色や茶色く悪くなってきたら液肥を与えると元気な緑を取り戻します。置き肥をそのまま置くと肥料焼けしてしまいますのでご注意下さい。

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苔を育てるのに適してる土などありますか?

Qestion 質問
苔を育てるのに適した土は、培養土などが良いですか?盆栽の土も一緒に購入しましたが、パラパラなので苔は根付きにくいと思うのですが
Answer 回答

苔は地中から水分を取るのではなく空気中の水分を吸ってますので基本的にはどの土でも大丈夫です。苔は根がない植物ですが土などに活着するための仮根というものがあり、くっついていきます。肥料はいらないので乾燥と日差しをうまくコントロールできれば育ちます。とはいえ蒸れに弱い苔もございます。苔用の土を販売しておりますので参考になさってください。

苔に適したオリジナル用土はこちら →苔の土

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主な苔の種類を教えて下さい。

Qestion 質問
コケにもいろいろ種類があるようですが、おもに盆栽で使われる苔はなんでしょうか?
Answer 回答

盆栽で苔を使用するときはいつくかの使用の仕方があります。化粧として使用したり、表土の乾燥を防いだりします。主に下記の種類の苔が使われます。

○水ゴケ:水で戻して植え替えの時に根を保護します。取り木の時にも使います。

○山ゴケ:ホソバオキナゴケの事です。乾燥に強い種ですが、木陰や早朝のミストを要求します。蒸れには弱いので注意です。根本に化粧として使用したり苔玉や寄植えの素材にします。

○ハイゴケ:あらゆる環境に耐えるので便利です。根を保護し、表土の乾燥を防ぐために使います。

その他にも苔テラリウムや苔盆栽などに使う苔を多数取り扱っております。詳しくは苔のページをご覧ください。

苔のページ

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道具・鉢について

鉢の選び方を知りたい

Qestion 質問
いろんな鉢があって迷ってしまいます。どのように鉢を選んだらいいのか知りたいです。
Answer 回答

樹を選ぶのももちろん大事ですが、盆栽において鉢選びは鑑賞する上で最重要と言っても過言ではありません。樹を引き立て、一体化し、縮景を作り出す大切な2つの役割があります。まずはお好みの鉢を選ぶでもいいのですが、盆栽鉢の役割や種類などを知っておくと盆栽の楽しみも広がります。詳しくご説明したページがございますので、こちらをご覧ください。

盆栽鉢は何を選ぶ? 盆栽の魅力を最大限に引き立てる鉢選び>>

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その他について

盆栽ってどんなものがあるの?

Qestion 質問
盆栽にはどんなものがあるのでしょう?種類などを知りたいです。
Answer 回答

「盆栽」は大きさによる分類と、樹種による分類があります。「盆栽」を大きさ(樹高)で分類すると、大別して「大品(普通)盆栽」、「中品盆栽」、「小品盆栽」の3つとなり、中品盆栽の中でも小品盆栽よりの小さめのものを「貴風盆栽」、「小品盆栽」も細分化されており、大きさにより「ミニ盆栽」、「プチ盆栽」、「豆盆栽」などと分けて呼んでいます。代表的な機種は5種類、「松柏類」「雑木(葉物)類」「花物類」「実物類」「草物類」があります。

もっと詳しく知りたい方はこちらへ>>

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