コレはチレコドン・ハリーと呼ばれる塊根植物の一種です。
盆栽は成長の早い植物をハリガネなりハサミなりで矯正して、良い感じに仕立てる的なモノだと認識しています。ですが塊根植物は1年に数ミリ単位でしか成長しないため、盆栽には向きません。
なのでコレは「盆栽風」です。盆栽鉢に飾るだけで、なんか盆栽だな〜って感じになります。盆栽に手を出す勇気がなくとも、ひとまず鉢だけ買ってみるというのも一興かもしれません。
いざ盆栽鉢に触れてみて思ったのは「浅い」という点です。コレでも深めの鉢を注文したのですが、予想以上に浅いです。盆栽の根を針金で固定したりする理由は、鉢の浅さが理由だったのだなと理解しました。
因みに今回購入したキッカケは、大きい塊根植物を並べて飾りたかったからです。というのも愛用していた鉢のメーカーが倒産しました。大きなレクトロングの鉢が販売されなくなってしまい、彷徨った末に盆栽鉢を試してみました。当初はコミフォラを並べて植える予定だったのですが、浅かったのでムリでした。コミフォラの根は棍棒のようになっており、深鉢でなければ植えられないのです。
購入した感想ですが、概ね満足しています。鉢の深さ的には小さな素焼き鉢程度です。寄せ植えなどで使うのもアリでしょう。サボテンの寄せ植えなんて楽しそうですね。